「履歴書って、何を書けばいいんだろう…」
「どうすれば、魅力的に見えるかな…」
「保育士としての経験を、どうアピールすればいいの?」
保育士の就職・転職活動において、最初の関門となるのが「履歴書」です。
履歴書は、あなたの経歴やスキル、そして人柄を、採用担当者に伝えるための大切なツールです。
しかし、
- 何を書けば良いのか分からない
- 自分の経験をどうアピールすれば良いのか分からない
- 他の人と差をつけるにはどうすればいいのか
など、履歴書の書き方に悩んでいる保育士さんは少なくありません。
この記事では、就職・転職活動中の保育士さんのために、保育士の経験を最大限に活かした履歴書の書き方を、例文を交えながら詳しく解説します。
あなたも履歴書をマスターして、採用担当者の目に留まる履歴書を作成しましょう!
なぜ保育士の履歴書が重要なのか?
「履歴書って、そんなに重要なの?」
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、保育士の採用試験において、履歴書は非常に重要な役割を果たします。
では、なぜ保育士の履歴書が重要なのでしょうか?
その主な理由を3つ見ていきましょう。
採用担当者は履歴書のココを見ている!
採用担当者は、履歴書を通して、
- あなたの経歴
- あなたのスキル
- あなたの適性
- あなたの入職意欲
などを見ています。
履歴書は、採用担当者に「この人に会ってみたい!」と思わせるための、最初のプレゼンテーションの場なのです。
履歴書はあなたの第一印象を決める
履歴書は、採用担当者があなたについて最初に目にする情報です。
つまり、履歴書はあなたの第一印象を決める、非常に重要なツールなのです。
- 丁寧に書かれているか
- 誤字脱字はないか
- 空欄はないか
など、履歴書の内容だけでなく、書き方からもあなたの人物像が判断されます。
履歴書で保育士としての適性を判断
採用担当者は、履歴書の内容から、あなたが保育士として適性があるかどうかを判断します。
- 保育士資格を持っているか
- 保育士としての経験があるか
- どんな保育に取り組んできたか
- どんなスキルを持っているか
など、履歴書に書かれた情報から、あなたの保育士としての能力や可能性を見極めます。
保育士の履歴書、基本の書き方
「履歴書って、どうやって書けばいいの?」
まずは、履歴書の基本的な書き方を確認しましょう。
誤字脱字、空欄はNG!丁寧に書く
履歴書は、あなたの第一印象を決める大切な書類です。
誤字脱字や空欄があると、
- 「雑な人」
- 「仕事も適当なのでは?」
という印象を与えてしまいます。
必ず、丁寧に、誤字脱字や空欄がないように書きましょう。
写真は重要!好印象を与える写真の選び方
履歴書に貼る写真は、あなたの第一印象を大きく左右します。
- 清潔感のある服装
- 明るい表情
- 正面を向いている
- 背景は無地
など、好印象を与える写真を選びましょう。
写真館で撮影してもらうのがおすすめです。
学歴・職歴は正確に、分かりやすく書く
学歴・職歴は、あなたの経歴を正確に、分かりやすく書きましょう。
- 学校名、学部名、学科名
- 会社名、部署名、役職
- 入学・卒業年月、入社・退社年月
など、省略せずに、正式名称で書きましょう。
保育士資格は正式名称で書く
保育士資格は、必ず正式名称で書きましょう。
「保育士資格 取得」
と書きましょう。
その他の資格もアピールポイントに
保育士資格以外にも、
- 幼稚園教諭免許状
- 認定ベビーシッター
- 社会福祉士
- リトミック指導員
など、保育士の仕事に役立つ資格を持っている場合は、必ず書きましょう。
あなたのスキルや専門性をアピールすることができます。
差がつく!保育士経験の効果的なアピール方法
「保育士としての経験を、どうアピールすればいいの?」
保育士経験は、あなたの最大の強みです。
効果的にアピールして、採用担当者の目に留まる履歴書を作成しましょう。
経験年数だけでなく、具体的な内容を書く
単に「〇年間、保育士として勤務」と書くだけでは、あなたの経験は伝わりません。
- どんな保育園で働いていたか
- どんなクラスを担当していたか
- どんな保育に取り組んできたか
など、具体的な内容を書きましょう。
担当したクラス、子どもの人数、年齢層
担当したクラス、子どもの人数、年齢層を具体的に書きましょう。
- 「〇歳児クラス、〇名」
- 「〇歳児~〇歳児クラス、〇名」
など、具体的に書くことで、採用担当者はあなたの経験をイメージしやすくなります。
取り組んだ保育内容、工夫した点
あなたが取り組んできた保育内容、そして、工夫した点を具体的に書きましょう。
- 「モンテッソーリ教育を取り入れた保育」
- 「リトミックを取り入れた保育」
- 「異年齢保育」
- 「障がい児保育」
など、具体的な保育内容を書くことで、あなたの保育スキルや専門性をアピールすることができます。
また、
- 「子どもたちの自主性を育むために、〇〇を工夫しました」
- 「保護者との連携を密にするために、〇〇を行いました」
など、あなたが工夫した点を具体的に書くことで、あなたの保育への熱意や創意工夫を伝えることができます。
経験から得られた学び、成長
保育士としての経験から、あなたが何を学び、どのように成長したのかを書きましょう。
- 「子どもたちの成長を間近で見守る中で、保育士としての喜びを実感しました」
- 「様々な課題に直面する中で、問題解決能力が向上しました」
- 「チームで協力することの大切さを学びました」
など、あなたの成長を具体的に書くことで、採用担当者にあなたのポテンシャルをアピールすることができます。
数値や実績でアピール
可能であれば、数値や実績でアピールしましょう。
- 「運動会の企画・運営を担当し、成功に導きました」
- 「保護者アンケートで、〇〇%の満足度を得ました」
- 「〇〇の研修を修了しました」
など、数値や実績で示すことで、あなたの実績を客観的に伝えることができます。
状況別!保育士履歴書の書き方例文集
「新卒の場合、経験者の場合、ブランクがある場合…どう書けばいいの?」
あなたの状況に合わせて、履歴書の書き方を工夫しましょう。
新卒保育士
例文
【学歴】
〇〇年〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
〇〇年〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み
【職歴】
なし
【資格】
〇〇年〇月 保育士資格 取得見込み
〇〇年〇月 幼稚園教諭二種免許状 取得見込み
【自己PR】
(例文は、(18/30)記事目の「自己PRで差をつける!保育士の魅力が120%伝わる書き方のコツ」を参考にしてください)
経験者保育士(転職)
例文
【学歴】
〇〇年〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
〇〇年〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
【職歴】
〇〇年〇月~〇〇年〇月 社会福祉法人〇〇会 〇〇保育園 保育士
- 〇歳児クラス担任(〇名)
- 〇歳児クラス担任(〇名)
- モンテッソーリ教育を取り入れた保育を実践
- 保護者との連携を密にするために、連絡帳や懇談会を積極的に活用
【資格】
〇〇年〇月 保育士資格 取得
〇〇年〇月 幼稚園教諭二種免許状 取得
【自己PR】
(例文は、(18/30)記事目の「自己PRで差をつける!保育士の魅力が120%伝わる書き方のコツ」を参考にしてください)
ブランクあり保育士
例文
【学歴】
〇〇年〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
〇〇年〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
【職歴】
〇〇年〇月~〇〇年〇月 社会福祉法人〇〇会 〇〇保育園 保育士
- 〇歳児クラス担任(〇名)
- 〇歳児クラス担任(〇名)
(出産・育児のため退職)
【資格】
〇〇年〇月 保育士資格 取得
〇〇年〇月 幼稚園教諭二種免許状 取得
【自己PR】
(例文は、(18/30)記事目の「自己PRで差をつける!保育士の魅力が120%伝わる書き方のコツ」を参考にしてください)
【その他】
- ブランク期間中に、保育に関する勉強をしていた場合は、その内容を具体的に書きましょう。
- ボランティア活動をしていた場合は、その内容を具体的に書きましょう。
経験が浅い保育士
例文
【学歴】
〇〇年〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
〇〇年〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
【職歴】
〇〇年〇月~現在 社会福祉法人〇〇会 〇〇保育園 保育士
- 〇歳児クラス担任(〇名)
【資格】
〇〇年〇月 保育士資格 取得
〇〇年〇月 幼稚園教諭二種免許状 取得
【自己PR】
(例文は、(18/30)記事目の「自己PRで差をつける!保育士の魅力が120%伝わる書き方のコツ」を参考にしてください)
【その他】
- 経験が浅い場合は、保育士としての熱意や意欲をアピールしましょう。
- 今後の目標や、どのように成長していきたいかを具体的に書きましょう。
履歴書作成の注意点
「履歴書を作成する上で、注意することはある?」
履歴書を作成する際には、以下の点に注意しましょう。
修正液、修正テープは使わない
履歴書は、正式な書類です。
修正液や修正テープの使用は避け、間違えた場合は、新しい履歴書に書き直しましょう。
鉛筆、消せるボールペンはNG
履歴書は、黒色のボールペンで書きましょう。
鉛筆や消せるボールペンは、使用しないでください。
読みやすい字で書く
履歴書は、丁寧に、読みやすい字で書きましょう。
字が汚いと、
- 「雑な人」
- 「仕事も適当なのでは?」
という印象を与えてしまいます。
郵送の場合は、添え状を同封する
履歴書を郵送する場合は、必ず添え状を同封しましょう。
添え状には、
- 宛名
- 日付
- 差出人名
- 時候の挨拶
- 応募の経緯
- 自己PR
- 面接のお願い
などを書きます。
まとめ: 履歴書はあなたの分身!丁寧に作成して、採用を勝ち取ろう!
今回は、就職・転職活動中の保育士さんのために、保育士の経験を最大限に活かした履歴書の書き方を、例文を交えながら詳しく解説しました。
履歴書は、あなたの経歴やスキル、そして人柄を、採用担当者に伝えるための大切なツールです。
この記事でご紹介した、
- 履歴書の基本の書き方
- 保育士経験の効果的なアピール方法
- 状況別の書き方例文
- 作成の注意点
などを参考に、あなただけの履歴書を作成してください。
そして、自信を持って、採用試験に臨んでください!
履歴書は、あなたの分身です。
丁寧に作成して、採用を勝ち取りましょう!
あなたの就職・転職活動が成功することを、心から願っています!